子育てをしていると苦手なものをなかなか食べてくれない
という場面に遭遇することもあるでしょう。
今回は、そんな悩みが少しでも解決できるような方法や考え方を紹介していきたいと思います。
どうなってほしいか
まず、食べられないとはどういう状況なのか、把握しましょう。
苦手な食材が入っている、食が細いなど理由があります。
食感が嫌なのか、味、見た目、匂い、調理法…など原因がわかると解決できるものもあるかもしれませんね。
今回の目的は、「好き嫌いがなく何でも食べるようにする」ということではなく、
「大人になっても、しっかり食べて健康に生活できる」ということに
重点を置いて紹介していきたいと思います。
食事を「好き嫌いをなくす場」ではなく、「食べることが大好きになる場」
となるようにしていきたいものですね。
好き嫌いは個性
好き嫌いは個性です。誰のせいでもありません^^食べる量や好き嫌いは
生まれ持った味覚や感覚、食べ物への興味の有無などが関係しているとされています。
また、環境や経験によっても好き嫌いを生み出すこともあります。
Hana先生の弟は、風邪のときに食べたコロッケが美味しくなかったようで
それからコロッケが嫌いになりました。食材は何が入っていてもコロッケなら食べられません。(笑)
そんな感じで、後天的な要因も関係しています。
好き嫌いが生まれるきっかけをまとめたので、
食卓を振り返って見てください。^^
・一緒に食事している人が美味しそうに食べているか
・気が散るものが周りにないか
・ご飯までにお腹が減っているか
・年齢、月齢に合う味付けや、調理方法になっているか
・おやつを食べ過ぎていないか
・調味料(マヨネーズ)などを必要以上に使っていないか
・食事が楽しい雰囲気になっているか
・食べられないことを言い過ぎていないか
そんなことをわかっていてもバランスよく食べてほしいのが親心
食べられるようになる!?方法6選
Hana先生の園では、年少で食が細く、残すものが多かった子も、
年長になると、量は個人で調節しているものの、完食できる子がほとんどです。
どんな方法を実践しているのか紹介していきたいと思います。
①小さくする
基本的なことですが、お皿にいっぱいのっていると、「こんなにも食べないといけない」
と、大人でも思ってしまうと思います。苦手なものを減らして、完食できるイメージを
しやすくするといいでしょう。
②選択する
これを食べなさいと、言われるよりも、自分で選んだ方が頑張ろうと思えますよくやっていたのが、
苦手なものを半分にして「どっちが残して良いからどっちかは頑張ろう」と、選択肢を与えることです。
大人からみると、同じようなものですが子どもたちは、
まじまじと見て慎重にどっちを食べるか選んでいます。(笑)
③一回食べなかったらといって嫌いではない
一度食べなかったら、嫌いなのかと思ってしまいがちですが小さな子どもにとっては
ほとんどの食べ物が初めて口にするものばかりです。初めて食べる食材、
子どもたちにとっては冒険なはず。なので一口目で「何だこの味は?」と、食べなくても
次に出したときいは「知っている味」に変わり、食べられるかもしれません。
一度食べなかったからといって「嫌い」ではないことを覚えておいてください。
④大人が美味しそうに食べる
大人が美味しそに食べていたら「これそんなに美味しいの?」と、
食べて見たくなると思いませんか?^^
百聞は一見にしかずとあるように、何度も言うよりも表情で美味しい食材だと表して見ましょう。
⑤調理法を工夫する
給食の様子を見ていると、苦手なものは見た目が多いように感じます。
給食では難しいのですが、家だとみじん切りにしてハンバーグの中に入れたりと見た目を変えてくのも効果的です。
⑥食べられたことを大袈裟に褒める
先ほどはハンバーグの中に入れると書きましたが、それを子どもが知らずに食べられたとします。
「え!!◯◯ちゃんこの中に人参入ってたんだよ?食べられたの!?すごい!」と、言って見てください。^^
きっと、騙された…と思う子はいないと思います。(笑)
自分で食べられたことに素直に喜び、それが成功体験となります。
成功体験は自信をつけ、「なりたい自分に近づくことができる」に近づくことができるとっても大切な経験です。
まだまだ方法はたくさんあると思うので、紹介したものを実践して
効果的だったものがあればまた教えてください!!!
まとめ
食べるのが、好きなこ苦手な子、いろんな子がいると思います。
「何でも食べてほしい」という気持ちもわかりますが、
その子の個性を大切にして食事を楽しい時間となるようになると良いですね。
いろんな方法を紹介しましたが、子どもが嫌がって食事を嫌いになるようなら別の方法を考えて見てください。
コロナ渦で難しい面もあるかと思いますが、私自身、食事は相手とのコミュニケーションを楽しみながら、
社交性や姿勢、態度を大切にしていきたいと思います。^^
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