遠足や、園外保育など園外に出ていくときは子どもたちも嬉しくていつもよりも気持ちが高揚したり、
普段しないような行動をすることがあります。
また、慣れていない場所ということもあり、予想しなかったケガなどが
起こることもあるかもしれないので特に注意が必要です。
どんなことに気をつけ、言葉かけをしていったらいいのか一緒に考えていきたいと思います。
園外保育のねらい
園外保育のねらいは、普段とは違う場所で、普段の生活では得られない経験をすることになります。
いつもと違う景色を見られる上、様々な発見があるかもしれません。
五感で季節を感じたり、植物の変化を見たりと、園外では経験できない外の様子を感じることができます。
必ず下見をしよう
園外保育に行く前には必ず下見をしましょう。
歩いて目的地まで行くなら、実際にその場所を通って「危険な道はないか」「横断歩道はどこにあるか」など確認しましょう。
そして目的地に着いたら以下を確認すると、当日もスムーズに活動できるでしょう。
・どこに荷物を置くか
お弁当を持って行くようなら、日陰がいいでしょう
・トイレはどこか
トイレの中まで確認し、何個あるのかや、踏み台がいるのか確認しましょう
・遊ぶ場所の確認
年齢相応の遊具か、「秋見つけ」などを目的とする場合は子どもたちが季節を感じられやすい場所かなども見ておくといいですね
・周辺の環境
近くに大きな道路があるかなど知っておくことで、子どもたちに注意喚起できるようになります
職員の持ち物
園外保育では予想しなかったケガなどがあった場合にも対応できるように、行き先に合わせてチェックリストを作成しましょう。
・携帯電話
・救護用品
・筆記用具
・保護者の連絡先が書いてあるもの(緊急のケガなどで病院にきてもらう場合に使用します)
・着替え
・ティッシュ
・タオル
・お茶
・OS1(熱中症になったときにとても重宝しました)
・旗(横断歩道などを歩く際必要です)
・笛
必要に応じて持ち物を追加してくださいね。^^
子どもたちへの約束事
場所によって約束事は変わってくると思います。
それと、いろいろ伝えすぎてもこどもたちの中に入っていかない場合がありますので「ここは大切だ」と、
思うところを重点的に伝えていくといいでしょう。
交通マナーを伝える
歩いて行くのか、バスに乗って行くのかで子どもたちに伝える内容が変わってきますが、歩いて行く場合は
・手を繋いで前の子について行く
・道路の端を歩く
・横断歩道では手をあげて歩く
・走らない
などの注意事項があります。どのように子どもたちに伝えるといいのか一つ例文を紹介していきます。
これから、園の外に遊びにいきます。
みんなで楽しく遊ぶために約束があります。
園の外では迷子にならないように隣のことしっかり手を繋いで前の子についてきてください。
車や、自転車が通るので絶対に道の端っこを通りましょうね。
あまり伝えすぎると覚えきれないので、気になることを付け加えたり、その都度声かけするようにしましょう。
他の子への配慮も
園外で遊ぶときには、こう公共の施設だということを伝えて、小さな友だちや他の子がいた場合には譲って
仲良く遊ぶように子どもたちに伝えるといいでしょう。
遊ぶ場所の確認
遊ぶ場所の確認
実際に遊べる場所を子どもたちに伝えます。説明している先生とは別の先生がどこで、どこまでの範囲で遊べるか立って
目印になると子どもたちもわかりやすいと思います^^
こどもたちがどこにいても先生たちが見えるように配置して子どもたちが安全に遊べるようにしましょう。
人数確認を常に行う
園を出発するとき、目的地に着いたとき、トイレが終わった後など
その都度全員揃っているか確認するようにしましょう。
先生はもちろん、子どもたちにも「手繋いでいるこいるかな?」と、一緒に確認するのも確実に揃ったかわかりますね。^^
まとめ
園外に遊びに行くということは、子どもたちにとってとっても特別なことです。
そのため、いつもより気持ちが高ぶったりとケガに繋がる事も。
安全に楽しく遊ぶためにも、保育者がいつもよりも事前準備をしっかり行い、
子どもたちに伝えていけるようにしましょう。^^
園の中では味わえないことを思い切り
させてあげられるよう準備を進めていきたいですね。♩
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