乱暴な言葉を使ったときにどうする!?子どもへの伝え方

保育

テレビで放送されていたり、他の子が言っていた言葉だったり、
保育者としてはあまり使って欲しくない言葉を使っていたら、ちょっと困ってしまいますよね。

子どもはいろんな影響を受けやすいです。一人が使っていると、それがクラスに広まったり…

家では使わない言葉なのに…と、保護者の方からも言われることも。
そんな強い言い方をする子への対応を一緒に考えていきたいと思います。

なぜ乱暴な言葉を使うのか

「この言葉を使うと◯◯ちゃんが寄ってきてくれる」「僕の方を見てくれる」
と、強い言葉を使うことによって、友だちや先生の目を引きたいという注目して欲しいという
気持ちからこのような言葉を使っている可能性があります。

子どもにとって1番悲しいのは何の反応ももらえないこと。
乱暴な言葉は相手の反応を引き出しやすい言葉です。

乱暴な言葉を使うと、「ダメでしょ」と言ってしまいがちですが、
叱られてもいいから注目してもらいたいということです。

そんな背景があることを知っていると、対応も変わってくるでしょう。

どんな対応をしていくといいか

どんな対応をしていくといいか

悪いときだけ注意しないように

友だちにひどいことを言ったときだけ、注意したり、反応していくと
「これをやらないと反応してもらえない」と、思ってしまい、どんどん乱暴な言葉が増えていきます。

何かができたときは、「すごいね!」と、たくさん認めてあげたり何もなくても、
しっかりあなたのことを見ているよと、気にかけるようにしましょう。

子どもの言葉遣いが悪いときだけ注意しないようにしましょう。

注目してほしい子には園でその機会を作ってあげる

Hana先生のクラスにの注目して欲しくて乱暴な言葉を使ったり、ちょっと意地悪をしたりする子が毎年1人はいましたね。
なので珍しいことではありません。

そんな子には、クラスでの時間の中に注目できる時間をつくるようにしていました。
例えば、絵本の前にクイズをしてその子に答えてもらったり帰りの会で、その子のいいところを見つけてみんなに紹介したり、
少し注目を集めるだけで、満足する様子が見られましたよ^^

反応しないようにする

反応しなようにする

「汚い言葉を使えば、反応してもえらえる」と、思っている子にはあえて注意したりしないようにするのもいいかもしれません。
反応しないと言っても無視するのではなく、「うるせえ」と、いう子がいれば、「そんな怖いこと言わないで」と言いがちですが、
「どうしたの?」「何かあった?」と、淡々と答えていくことで「この言葉を使ってもおもしろくない」と、
思って自然と言わなくなって言った例もありました。

反応しない=無視する子ではないということだけ気をつけてください。

縁で楽しい遊美の経験をたくさんする

戦いごっこなどをしていると、3歳頃の子どもたちはまだまだ力の加減ができずに力が有り余っています。
言葉遣いとは少し違うかもしれませんが、的にボールをぶつけて遊ぶなど、子どもたちが身体を使って遊べることを
計画するのもエネルギーを発散に繋がって、思いの外ほか解決することがあります。

子どもがどんなことをしたいと思っているかよく観察しましょう。

Point
3歳から4歳にかけては、語彙力も増えていろんな言葉を使いたがります。
言葉の良し悪しに限らず反応してくれることが嬉しく使っていることがあるので、
あまり神経質になりすぎずに「この時期だけ」「3歳ってこんな姿」と、大きな心で見守るようにしましょう^^

まとめ

3歳~4歳はこのような姿があるのは特別ではありません。
反応してくれるのが嬉しくて言っっていることがほとんどなので乱暴な言葉を使うときだけではなく、
普段の姿から気にかけているということを伝えていけるといいですね。^^

気にかけてくれることが分かるときっと満たされて、「先生は僕のことを見てくれる」と、
安心して園で過ご過ごすことができそうですね。^^

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