クラスで活動をしていると、なかなか集中して取り組むことができなかったり、
他事をしていたりと、指導の仕方が悪いのか・・・と、悩んでいませんか?
指導の仕方にもポイントがありますが、環境も大きく影響しているかもしれません。
子どもたちが活動に集中できるように、指導法はもちろん、環境も整えて行きましょう。
集中が続く時間
子どもたちが集中できる時間はどれくらいなのかご存知ですか?
幼児期では年齢+1分なので一般的には、3歳で3~4分、4歳で4~5分と言われています。
Hana先生はこのことを知って、思ったよりも短い!と、思いました。
活動の時間は、短くても30分程度はとっていると思いますが、
そもそも集中できる時間が短いということを知っておくといいかもしれませね。
集中できないときとは?
部屋の環境や、精神状態によっても集中できる時間が変わってくるのでその時によって、
集中できる・できないがあるのも事実。子どもたちの気が散ってしまうのはどんな時なのでしょうか。
集中が切れやすい環境にいる
テレビがついている・周りで友だちが騒いでいる・目に入る範囲にいろんな情報が入ってくるなどが挙げられます。
子どもたちは、大人よりも刺激に敏感なので少しの変化にも反応しやすいのです。
悩み事・不安なことがあるとき
子どもは繊細な面があるため、友だちが嫌なことをしてくる・行事の練習が嫌だなど、
悩みや・不安なことがあると集中できなくなってしまいます。
不規則な生活・睡眠
遅くまでテレビを見ていたなどで、睡眠不足が疑われる場合は、どうしても脳や体の回復を遅らせます。
遅くまでテレビを見ていると、起きられずに朝ごはんを食べる時間がない・・・
エネルギーが不足しているので、活動にも集中できないと、どんどん悪い影響が広がってしまいます。
苦手なことに取りくんでいる
苦手なことに取り組むことは大人でもハードルが高いものです。
いやいや行うことは「やりたくない」という気持ちが勝ってしまい、集中することができないでしょう。
集中力を高めるためには?
集中できる環境とは?
集中しずらい環境にはどんなことがあるのか紹介して来ましたが、
では、どんなことをすれば集中力が高まっていくのでしょうか。
一緒に考えて行きたいと思います。
机にいろいろ置かない
先ほど、「集中が切れやすい環境」ということを伝えましたが、活動でHana先生が1番意識していることは、
机の上にいろいろと置かないようにしています。
今、必要でないものも一緒においてしまうと、当然子どもたちは気になってしまい触ってしまいます。
先生も「触ったらダメだよ」と、言う必要がなかったことを言わなくてはいけなくなります。
必要なものだけおくことで、子どもたちも活動に集中することができるので
ぜひ、試してみてくださいね^^
壁に飾りすぎない
机の上だけでなく、壁面も同様に言えるでしょう。たくさんの張り紙がしていると
気になって先生の話が入ってこない場合がありますので視界に入りやすいところはできるだけすっきりとさせておくことが望ましいです。
目標を立てよう
集中力を高めるには具体的で明確な目標設定をすることが大切になります。
大人でもいつまでこれをやるのか分からないと、いつまで頑張ればいいのか分かりません。
子どもたちが無理なくこなせる小さな目標から進めることでやる気を維持させやすくなります。
目標が達成できたら、たくさん認めていくことで成功体験を積み重ねることができます。
時間を決めて取り組もう
時間を決めて取り組む
「○分まで頑張ろう」などと、時間を決めて取り組むのもよい方法です。
集中と、休憩を繰り返すことで活動にもメリハリがついて、集中するときには集中するという習慣がついていきます。
Hana先生が積極的に取り組んでいたこととして、身体を動かすようにしていました。
例えば、活動前にジャンプしたり、少しでも動かすことで「動きたい!」という衝動が減るように感じます。
まとめ
そもそも子どもたちは集中できる時間が短いという前提で、環境を整えたりと、工夫できることはたくさんあります。
その上で、短い時間で活動内容を考えたり、導入を惹きつけるようなものにしたりと指導法も見直してみるといいでしょう。
集中力はすぐには身につかないので、絵本を繰り返し読んだり、毎日の積み重ねで集中力を身につけられるようにして行きましょう。
そうすると、子どもたちにも話が入りやすくなり、より活動も楽しいものとなるでしょう!
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