子どもの「片付け」の習慣を作るにはどうしたらいい?

育児

おもちゃや絵本など使ったらそのまま・・・
いつになったら自分で片付けられるようになるの?

と、頭を悩ませているおうちの人は多いのではないでしょうか?
使ったものを元の場所に返すという作業が片付けです。

簡単そうに思いますが、実際には苦手な人が多いのも事実。
現代は、物がたくさん溢れています。
その中で、子どもたちが片付けができるようになるポイントを紹介していきます。

なぜ片付けることができないのか

何度伝えても片付けてくれないということは、そもそも片付けるということが
理解できていないからかもしれません。なぜ片付けなくてはいけないのかがわからなかったり、
どこに何を片付ければいいのかが分からないという可能性もあります。

Hana先生の園でも「片付けたよ」と、教えてくれるのですが、
おもちゃを端に寄せたり、詰め込んだりとその場からものをなくすことが
片付けると思っている子が多いように感じます。

「おもちゃのお家に返してあげる」ということを子どもが分かりやすいように
伝えていく必要があるのです。

ものを大切にできる人は人も大切にできる

もので溢れて部屋が散らかっていると、大切なものを無くしてしまう可能性もあります。
無くしたら買えばいいなんて思っており人もいるかもしれませんが、ものを大切にできる人は、
ものだけでなく人に対しても丁寧に接することができると思います。

おもちゃにおうちを作ろう

子どもたちが片付けをしやすい環境をつくることも大切です。
おもちゃがどんどん増えて、家にたくさんあるという家庭も多いのではないでしょうか。

小さい頃に遊んでいたおもちゃがそのままになっているのを
今の年齢に合うおもちゃを整理して20点くらいにしぼっていましょう。

おもちゃを厳選したら、それぞれの「おうち」を作りましょう。
「おうち」をつくるには大人がまず種類ごとに分類して置き場所を決めるといいですね。

子どもにも見えやすく、片付けやすい場所にするといいでしょう。
一度「おうち」を決めても取り出すと、どこに片付けるのか分からなくなってしまうので
おもちゃの写真や、名前を書いて貼っておくと目印になりますよ♩

大きな箱にいろんなおもちゃを入れるのはよくありません。
下の方のおもちゃは使うことがなく眠ったままになったり、ホコリがたまったり・・・
何よりもおもちゃを雑に扱ってしまうようになります。

ものへの愛着を育てるためにも、丁寧におもちゃを扱うべきです!

大人も分類に気をつけよう

大人も日頃から、物の仕分けを行うと、「触ったらダメ!」と、子どもにいうことがなくなります。
ものは3つに分類をして、子供達にも伝えていくようにしましょう。

分類1 自分のもの

「これは○○ちゃんのものだよ」と、自分のものと認識していくことで
ものへの愛着が産まれます。愛着こそがものを丁寧に扱うということ位繋がっていきます。

分類2 誰かのもの

自分のものでなくても、「自由に使えるこの」「貸してもらえるもの」があります。
子どもに貸してと言われたら、「ママのものだから大切に使ってね」と、一言いうだけで
自分のものだけでなく人のものだと配慮して使うことができるようになります。

分類3 使ってはいけないもの

ママの携帯や、お財布など勝手に触ってはいけないものも家にはあります。
「大切なもの」ということを少し厳しい言葉で伝えていくのも本当にダメだと伝わるので効果があります。

心地よさを伝えていく

片付けをすると、すっきり気持ちがいい!ということを言葉に出して伝えていきましょう!
さっきまで、ごちゃごちゃしていた部屋のものがなくなってすっきりとします。
片付けに限らずに、このような状況が気持ちのいい状態だということを親が伝えていくことがとても大切になっていきます。

頑張って片付けをしたときには「○○ちゃんのおかげで綺麗になったよ、ありがとう」と、伝えてください^^
気持ちがいいということを共有して心地よさを一緒に体験してくださいね♩

まとめ

いきなり、片付けをしなさいと言われてもなかなかすぐにはできないのがお片づけ。

年齢にあった片付けの仕方を少しづつ、毎日の習慣にしていくと
子どもたちから遊んだら片付けるという流れを作っていけるかもしれませんね。

小さい頃は、きっと遊びでお片づけをしてくれたことでしょう。
片付けが面倒になってしまうのは、「それが遊びではない」と、気づいた証拠で成長の一つでもありますね。

それでも習慣をつけておくと、やるのが当然というようになっていくので無理をしない程度に一緒に取り組んでいきましょう。 

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