子どもを引きつける絵本の読み方。絵本を読むときのポイントとは!?

保育

実習や、園で働いていると、絵本を読む機会がたくさんありますね。
子どもたちは絵本の時間が大好きです。
目をきらきらさせて絵本の世界に入り込み、大人も子どもも一つの世界を見つめて楽しむ時間は、
心を落ち着かせて先生とのスキンシップをも測れる時間です。

今のままでも十分楽しい時間だと思いますが、
ポイントを押さえて、子どもたちを引きつける絵本の読み方や絵本の
メリットを紹介していきたいと思います。

園で絵本が活躍する場面

保育園や幼稚園では1日をとして何度か絵本の時間を設けているところもたくさんありますね。
Hana先生の園でも、おはじまりの後や、給食後、帰りの会など絵本を読む機会が1日に3・4回ありました。

活動の導入として絵本も活躍しています。
話だけではイメージできないことも、絵本を使用することで視覚でも情報を得ることができるため子どもたちへの理解も深まります。

毎年行う行事などにまつわる絵本などを持っておくと便利かもしれませんね。^^
図書館などで借りることもありましたが、行事が近くなると、みんな借りて行くので
なかなか欲しい絵本に出会うのに苦労しました…

待ち時間にも絵本は最適です。
歯科検診や、内科検診でいつ順番が来るか分からない、でも自由に遊んでいると順番が来たときにすぐに集まれない…
なんてときにも絵本なら短い本や、物語の本などで調節できるのでオススメです。

読み聞かせをするメリット

①想像力が育つ

想像力はこれから起こることを予測したり、見えないものを思い描いたりする力です。
想像力がが育つこといよって、相手の感情に気がついたり、相手のことを想って行動することができるようになります。

絵本にはいろんな想いや、気持ちが表現されています。
知らないことを想像することはとても難しいことなのでたくさんの絵本に触れて、想像力を養いましょう。

②言葉をたくさん知ることができる

絵本には、たくさんの言葉が出てきます。知らない言葉でも繰り返し読んでいくことで、
絵を通して楽しみながら覚えることができます。
知っている言葉や意味がわかるということはそれだけ、日常でも使える言葉が増え、気持ちを伝えられるようになりますね。

③集中力が上がる

年長にもなると、絵のないお話(素話など)でも集中して聞くことができます。
初めからできるわけではなく、毎日の繰り返しで集中して絵本を聞くことができるようになってきます。

集中力が上がるということは、小学校などで授業にも取り組める力に繋がっていくので少しづつ身につけたい力ですね。

絵本を読むときのポイント

せっかく絵本を読むなら効果的な読み聞かせをしたいものです。
気をつけるポイントを押さえて、先生も子どもも楽しいひと時にしましょう。^^

集中できる環境作り

先生の後ろ、子どもの視野の中には情報が少ない方がいいです。
先生の後ろに人通りが多かったりすると、子どもが絵本でに集中できない可能性があります。
絵本の背景はできるだけ絵本に集中できるようにできると効果的です。

オーバーな表現は控える

子どもは絵本を読みながら想像力を養っています。オーバーな表現はそれを邪魔してしまうことになりますので、
大げさに声色を変えたり、身振り手振りが大きすぎるのは絵本ではなく、読み手に気が散ってしまいます。

途中の質問

子どもからの感想を言われたときも目を合わせて頷くようにし、できるだけ会話は控えるといいでしょう。
途中で会話が入ってしまうと、絵本の世界が中断されてしまいます。

文章をカットする

「この言い回し難しいな」「時間がない」などの理由で絵本の内容をカットすることはやめましょう。
文章一つ一つに作者の思いが込められています。

時間がないときには短めの絵本を読みましょう。
そのためには一度子どもたちに読む前に、どんな絵本か読んでおくのがいいでしょう。

感想を聞かない

読み終わってから、「どうだった?」「何がおもしろかった?」などの感想を求めないようにしましょう。
絵本の余韻がそこで切れてしまう可能性があります。

静かに絵本を閉じて、余韻を楽しめるようにしましょう。

表紙から裏表紙まで

物語は、表紙から、裏表紙まで続いている可能性があります。
表紙を見せるように、裏表紙も子どもたちにしっかり見せてあげるようにしましょう。

繰り返し読む

繰り返し読んで行くことで、語彙力や表現力が身につきやすいと言われています。
言葉を覚えるには、やはり繰り返すことが大切です。

まとめ

絵本は心を落ち着かせ、リラックスできる時間です。
子どもたちの大好きな絵本を読むのはもちろん、先生自身もお気に入りの絵本を見つけて、一緒に楽しんでください^^

絵本の中では何にでもなれます♩
そんな特別な時間をぜひ、有意義な時間にしてくださいね!

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