子どもたちと一緒に過ごしていると
避けては通れないのがケンカ…
子どもたちには成長の過程としてとっても大切なことだとは
わかりながらも、解決をしたり、それを保護者の方に
伝えたりと、先生は大変ですよね。
子どもたちのケンカやトラブルが
あったときにどのように解決していったらいいか伝えていこうと思います。^^
トラブル/子どもたちへの対応
まずは大前提として、
ケンカやトラブルがいけないということではありません。
自分に思いがあるように相手にも思いがあります。
そんなことを気づいて、社会性を身につけるために必要なことです。
年齢が上がっていくと子どもたちで解決できるトラブルも増えてくると
思いますが、年少や、年中だと、自分の思いも言葉で表すことが
難しい場合がありますので、保育者が中に入って
お互いの話を聞いて解決していく必要があります。
トラブルが起こったら
トラブルが起きたら、まずはもみ合いをしていたら、
ケガをしないように止めましょう。
お互いにヒートアップしていると、ケガにつながる可能性があるので
落ち着くまで抱きしめたり、別の部屋に行き、
クールダウンするようにします。
話ができるようになったら、お互いの話を聞きます。
一緒に聞いても、きっとお互いに食い違うことがでてくると思いますが、
嘘を言っているわけではありません。
子どもたちは自分が感じたことをそのまま言っているだけなので
「うんうん」と、聞いてあげてください。
そして、保育者がお互いの話を組み合わせていきます。
例えば、
「◯◯ちゃんが先にこのおもちゃで遊んでいたの?」
「そしたら、△△ちゃんがほしくなっちゃって、どうしたの?」
などと、あったことを、子どもたちに
聞きながら整理していきます。
すると、子どもたちの中にも出来事が鮮明になっていきます。
どちらかが悪者にならないように話をすることです。 「おもちゃをとった」よりも、「欲し買った」「遊びたかった」などと、言い換えることで、 悪い子という印象を与えなくなりますので言い方には十分気をつけましょう。
話が整理できたら、「ごめんね」「いいよ」などと、
言葉でトラブルが終わったと、子どもたちが納得できるようにしてください。
このやりとりがないと、子どもたちはトラブルはまだ続いているように思ってしまいます。
「ごめんね」「いいよ」をとりあえず言うと言うのも
子どもたちも腑に落ちないと思いますので、
お互いがしっかり納得した上で終わるようにしてくださいね。
トラブル/保護者の方への対応
ここからが大切なところで、先生の立場としては
気が重いですね…
でも大丈夫です。
起きてしまうことは仕方ないので、丁寧に伝えていけば
きっと理解してくれます。^^
小さなトラブルは伝えなくてもいい場合がありますが、
子どもが感情的になって怒ったり、ケガをしてしまった場合は
伝えるようにしましょう。
時間が許すなら、電話よりも
直接の方が伝わりやすいです。^^
まずは、ケガをしていたら、そのことについて謝り、
トラブルの内容を伝えます。園の方針で相手の子の名前を出さないことが多いです。
どちらかが悪くならないように伝えていくのポイントです。
(後から、親同士のトラブルにならないように注意してください)
お互い納得していることも伝えて、
しっかり言葉で伝えられたことを認めると、保護者の方も安心すると思います。
園としてのこれからも対応も伝えていくとベストです。
そして、園で起きたことなので、
心配をかけて申し訳ないと、伝えていきましょう。
もし、次の日にも会う機会があれば、「あれから◯◯ちゃん大丈夫でしたか?」などと 気にかけると、さらに保護者の方との信頼関係につながると思います。
トラブルは、気をつけていても起きてしまうことなので
その後の対応をしっかり行うようにしましょう。^^
トラブルによって、対応を変わってくると思うので
対応に迷ったときは頼れる先輩に聞いてみるのが1番です^^
参考にできるところは真似してみてくださいね。♩
コメント